中学受験のその後の話〜長女中1編〜【帰国子女の子育て記録】

当ページのリンクには広告が含まれています。

中学受験(帰国枠英語利用入試)を終えて、春から中学1年生になった娘。日本の私立中高一貫校に入学してよかったこと、イマイチなこと、娘の様子や保護者のアレコレについてお伝えします。

目次

入学してよかったこと

生活面

設備・環境が整っている!

公立小学校に通っていたときと比べて、格段に校舎がキレイです。トイレがキレイで新しかったり、壁や休憩スペース、カフェテリアなどはおしゃれです。体育館を含め冷暖房完備なのでどこにいても快適です。そのため、学校で自習がしやすく助かっています。また、部活動によってはプロのコーチがつくこともあります。

日本でも英語で話す友達ができた!

帰国後、英語の勉強は続けているものの、生活の中の英語はどんどん減っていきました。その為、駐在時の友達に再会したときに年齢相応の会話ができるかな、言葉が思うように出てこなかったりしないかな、というような心配をしていました。そんな中、帰国生の多い中学に入り、英語で話せる友達が多くでき、娘が友達と英語でおしゃべりしているのを見てホッとしました。

先生方が親切!

長女のクラスはダブル担任制で、ネイティブ教員と日本人教員、2人の担任がいます。どちらもとても親切でフレンドリーで、ちょっとしたことでも電話をくれたり、いつでもwelcomeな雰囲気を出してくれていて相談しやすいです。

また、担任の先生が2人なので、担任の先生と合わない、担任の先生の助けが必要なときに動いてくれない、というようなことは起こりにくそうです。(ダブル担任制のメリット

また、部活の顧問の先生2名も生徒思いの信頼できる先生です。説明会のときは印象が良かったが、入ってみると先生や学校があまり良くない…ということもあるらしいのですが、娘の入学した学校は説明会のとき以上に学校や先生方の対応が良く満足しています。

勉強面

高校入試がない

わかっていたことだけれど、子どもが中学生になってみると高校入試がないことをとてもありがたく感じます。親子ともども、中学3年間は受験のプレッシャーなく落ち着いて過ごせるような気がしています。

また、高校の学校選びや塾の対策、入試のための諸手続きが中学時代にないのは嬉しいです。(中学受験のときにわが家は時間がかかってしまったので)

先取り学習

多くの私立中高一貫校がそうであるように、長女の通う学校も先取り学習を行っています。高3までの範囲を高2までに終わらせ、高3の1年間は受験準備をする予定です。中1の保護者会でも、大学受験に向けた説明がありました。中1から6年間を見据えて大学受験準備ができることも中高一貫校に通うメリットの1つです。

学内の夏期講習

夏休みには、各教科や資格対策などの講習があります。値段もリーズナブルです。

英語の保持・伸長!

長女は帰国生の多いインターナショナルコースに通っています。英語の授業は洋書を使用、主要科目(国語や社会の一部除く)も英語なので、学校で英語は保持・伸長できます。学校(授業と部活動)以外の時間がかなり少ないので、英語保持のための塾がなくて済むのはありがたいです。

英語の取り出し授業や習熟度別クラス、イマージョン教育のある学校など、自分の英語レベルにあった授業を受けられる学校はオススメです。

入学してイマイチだったこと

生活面

遠い(通学時間1時間弱)

わかってはいたけど遠いです。ドアtoドアで1時間くらいかかります。中学生になり部活も始まったため、帰宅時間が遅くなりがちで帰宅後の時間が少ないです。

通学定期を利用していますが、定期代や交通費も月に1万円弱くらいかかります。

部活の活動場所が外部施設

部活の活動場所が外部施設なので放課後移動します。活動場所までは電車で移動なので、時間、体力、交通費の負担ありです。部活のある日は帰りが20時を超えることも多々あります。長女は早く寝るタイプなので、部活の日は帰宅後夕食と入浴を済ませるとすぐ就寝で時間はありません。

勉強面

英語の進度が早い

長女は英語にしろ日本語にしろ読解は苦手なタイプです。読めばなんとなくわかる、というわけではないので、英語に関しては、もっとゆっくりでわかりやすいテキストや授業のあるところの方が良かったかもしれないと感じています。

入学後の娘(中1)の様子

帰国生、一般生関係なく新しい友達がたくさんできた

中学に入学後、たくさんの友だちができました。長女は不器用なタイプであり、さらに6年間通う学校なので、人間関係を少し心配していましたが、うまくいっているようです。コースや帰国生、一般生の垣根を感じることもなく、色々なタイプの友人ができました。

少し心配なのは、休日にお友達と遊びに行くときです。娘の友だちは色々なエリアに住んでいるので、遊ぶ場所が家からやや遠い大きな駅になることもしばしば。気をつけるよう言い聞かせて、GPSを確認できるようにはして、門限までに帰るようにしていますが、毎回心配してしまいます。

学校楽しい

入学して楽しく学校生活を送っています。イベントや参観日で見かける娘はいつも楽しそうで積極的。勉強面でも人間関係でもうまくいくか心配していたので安心しました。

部活楽しい

部活もとても楽しいようです。運動部ですが、活動は週3日間。休みたいときも気軽に休める雰囲気です。

最初は運動部を2つ掛け持ちしていたため、毎日部活→帰って寝るという日々でした。さすがに時間がなくなり部活を1つに絞り、やめた方は趣味として無理なく続けることにしました。

パソコン活用

課題提出や先生への連絡、業務連絡のチェックなどは自分のパソコンで行っています。

勉強もやる気

授業についていけるのか、というのも入学前の心配の一つでした。難しい、分からない、、ということもありますが、なんとかついていけている状況です。1学期は苦手だったけれど、試行錯誤する中で勉強の仕方がわかってきた科目もあります。未だ苦戦中の科目もあります。友達や先輩に刺激を受けたり、成績優秀者になれば掲示されることもあってモチベーションは高めです。

塾には通っていない

現在塾には通っていません。読解が苦手なので、国語か英語の冬期講習は外部塾に通うことも検討中です。

保護者のあれこれ

PTAクラス委員選出

PTAがあります。クラスから2名、立候補により選出されました。

保護者会

学期に1度程度保護者会がありました。

担任の先生との関わり

夏休みや冬休みの前に担任の先生、副担任の先生、生徒、保護者で四者面談をしました。四者面談は希望制です。成績のことや生活のことなどをお話しました。また、学期始まりの時期には担任の先生が様子を伺いのお電話をくれました。

懇親会

学校全体の懇親会、クラスの懇親会それぞれ開催されました。参加も不参加も気軽にできます。

まとめ

中学に入学して半年を過ぎた現在の状況をまとめると以下のような感じです。

良かったところ:贅沢な設備・環境 / 英語で話す友達増えた / 高校入試がない / 先取り学習/ 講習が豊富 / 英語の保持・伸長
大変なところ:遠い/ 部活の活動場所が外部施設 / 英語の進度が早い
その他:(娘)学生生活楽しんでる / (保護者)保護者会やPTAなどあるが大した負担はなし

今のところはうまくいっており、親子ともども入学してよかったと思っています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次