攻玉社中学校とは？帰国子女の英語中学受験（学校メモ）

2023年12月7日2024年2月15日

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この記事では攻玉社中学校・高等学校の英語入試（国際学級入試）や学校の魅力についてお伝えします。攻玉社は30年以上帰国生を受け入れてきた男子進学校で、英語教育水準が高く、大学合格実績も◎。英語のみで受験可能なこともあり、帰国生に人気です。

※2023年12月時点の情報をもとに作成しています。

攻玉社の学校概要

攻玉社中学校・高等学校は東京都品川区にある男子校です。駅徒歩1分と立地がよく、近年大学合格実績を伸ばしていることもあり、一般生にも人気があります。30年以上の帰国生受入実績があり、英語のみで受験できるので、英語が得意な男子注目の学校です。

アクセス：東急目黒線「不動前駅」徒歩約１分

中学入試募集人数：240名

クラス：一般学級（５クラス/学年）、国際学級（１クラス/学年）※中1時点

一般入試偏差値：56-61【日能研】、55-61（４科）64（算数1科入試）【四谷大塚】、66-70（４科）73（算数1科入試）

攻玉社の国際学級について

国際学級は帰国生入試で入学した生徒たちのクラス（英語型、国算型合わせて計40名）です。

国際学級のポイント① メンバーはみんな国際性、３年間同じクラス（担任も同じ）で過ごす

中１から中３までの３年間、同じメンバー、同じ担任で過ごします。国際学級は国際学級入試（帰国生入試）合格により入学した帰国生によって編成されています。高校１年になると国際学級がなくなり、一般学級か選抜学級に所属することになります。

※高１時は一般学級５クラス、選抜学級１クラスです。選抜学級は前年度の成績優秀者が集まったクラスです。高２以降は文理によってクラスが分かれています。

国際学級のポイント② 英・数・国はレベルに応じてクラスを２分割して授業を行う（補習もあり）

英・数・国についてはレベルに応じてクラスを２分割して授業を行います。また、テストの点数が良くないときなどは指名制の補講を行いフォローします。成績をさらに伸ばしたい生徒は希望制の講習（英・数・国）を受講することも可能です。

授業は少人数のため、目が届きやすそうです。レベルの差に配慮されているところも安心出来ます。また、補講や講習が充実していてどのレベルの生徒にも手厚い印象です。

国際学級のポイント③ 理・社は基礎から丁寧に指導

国際学級入試は英語型、国算型ともに入試科目に理社はありません。国際学級生は日本の小学校の学習範囲が抜けていることも多いので、理社については基礎から丁寧に指導してくれます。

攻玉社の英語入試（英語型・国際学級入試）について

HPに国際学級説明会の動画リンクがあり、入試についての説明動画もあります。【学校HPトップページ→受験生の方へ→入学説明会一覧→国際学級入試動画配信のお知らせ】

特待生（国際学級入試）：入試における成績上位２名は特待生として入学金と１年次の授業料免除を受けられます。

英語型・国際学級入試（帰国生入試）

日程：2024年1月11日（木）8:00集合

科目：英語60分100点　親子面接約10分(保護者と受験生)

募集人数：（国算型国際学級入試とあわせて）40名

合格発表：試験当日17:00頃（web発表）

出願資格：原則として1）2011年4月2日から2012年4月1日までに生まれた者。2）2024年1月1日現在で、継続して海外在住1年以上、帰国後3年以内であること。※条件を満たさない場合はHP「国際学級「受験資格」有無のご確認」から相談可能。

攻玉社の魅力

英語教育水準の高さ（中３までの英語受験者用の授業→高１以降の希望制取り出し授業）

国際学級の英語受験者は中学３年生まで英語上級者のための授業を受け、高１でも希望すればさらに英語の取り出し授業を受けられます。難易度の高い攻玉社の英語入試合格者たちに合わせた英語教育が期待できます。現在、ネイティブ教員の授業数を増やすなど、よりカリキュラムが充実するようカリキュラム改革を行っているようです。

国際学級での帰国生指導（フォロー）

国際学級は帰国生のみのクラスで３年間担任の先生も含めてメンバーが変わりません。また、国・数はレベルに応じてクラスを分割して授業を行います。成績が良くないときは指名制の補講でキャッチアップできるようフォロー。理社については基礎から丁寧に指導してくれるそうです。日本の小学校の学習範囲に抜けがある、など学校の授業についていけるか心配な家庭にとって安心のフォロー体制です。