東京都市大学等々力中学校とは?帰国子女の英語中学受験(学校メモ)

当ページのリンクには広告が含まれています。

東京都市大学等々力中学校・高等学校の英語入試(中学/帰国生入試・2月入試)や学校の魅力などについてお伝えします。都市大等々力は大学現役合格率が高く、学習指導熱心な学校です。英語を学びたい生徒のための制度も整っており、帰国生、一般生問わず人気があります。

※この記事は2023年11月時点の情報をもとに作成されています。

目次

東京都市大学等々力とは?

都市大等々力の学校概要

東京都市大学等々力中学校・高等学校は東京都世田谷区にある共学校です。都市大等々力は学習環境の良さや帰国生が英語を保持・伸長する制度が整っていることなどから人気の高い学校です。

アクセス:東急大井町線「等々力駅」徒歩10分

生徒数(中学):約200〜250名/学年(定員200名)

コース(中1・中2):S特選コース(2クラス/学年)、特選コース(3クラス/学年)※中3以降コース編成が変わります。

一般入試偏差値:56-60(日能研)、51-59(四谷大塚)、63‐69(首都圏模試センター)

ネイティブ教員数:6名

学校HPに説明会(一般生向け、帰国生向け、高入生向け)の動画があります。【トップページ→入試情報→学校説明会→学校説明会動画】

帰国生の英語保持・伸長

中1,中2では、英語上級者はレベルに合わせた少人数制の取り出し授業(αクラス)を受けることが出来ます。中3・高1でも特選GLクラス(帰国生や英語習熟度の高い生徒、留学予定者が対象の英語に特化したクラス)に在籍すれば取り出し授業(αクラス)の継続が可能です。他にも放課後ネイティブ教員の常駐するイングリッシュサロン短期・長期の留学制度などがあり、個々の希望や事情に応じた英語の保持・伸長が可能です。海外大学進学希望の生徒に関しては高2以降の英語取り出し授業もしてくれます。

都市大等々力の英語入試

過去問

学校HPに各入試の昨年度の過去問が掲載されています。(日本語作文を除く)

HOME→入試情報→過去問

入学手続き締切日

帰国生入試も一般入試も入学手続き締切日は2月です。帰国生入試合格後、すぐの手続きが必要ではないので、迷っている受験生も受験しやすくなっています。

帰国生入試(12月)

日程:2023年12月10日(日)8:30集合

入試科目

A方式B方式
英語50分100点・算数50分100点・日本語作文(800字)60分・面接国語50分100点・算数50分100点・日本語作文(800字)60分・面接

合格発表:試験当日 20:00頃

出願資格:令和6年3月に小学校卒業見込みまたは同等の学力を有し、以下の①または②に当てはまる者①現在国内に在住し、海外在住1年以上、原則帰国後3年以内の者/ ②現在海外に在住し、2024年4月1日までの在住期間が1年以上の者。

倍率:2023年度帰国生入試の倍率は1.39倍でした。

合格種別:S特選合格と特選合格、2種類の合格があります。試験でおおよそ7割以上取れれば、S特選合格となります。

帰国生入試の英語

英検2〜準1級レベルの問題で、英作文もあります。入試での得点がボーダーラインだった場合、英検の所有級等も考慮されるので、英語資格を保有している場合は出願時に資料を提出しておいた方が良いです。学校HPの過去問で出題内容をチェックしましょう。

帰国生入試の算数

昨年度は大問6つで計算問題、一行問題、食塩水、図形、速さなどが出題されました。学校HPに過去問が掲載されているので要チェックです。

帰国生入試の日本語作文

日本語作文は5段階で評価されます。海外経験についての作文が1題、中学校でやりたいことや将来の夢といった類の作文が1題出題されます。誤字脱字はそこまで気にしなくてもよいですが、700字以上は書けるように練習しましょう。

帰国生入試の面接

面接は約15分で、グループ面接(1グループ3人程度)を行います。志望動機や海外での生活について答えられるようにしておきましょう。

【一般入試】英語1教科入試(2月)

日程:2024年2月4日(日)8:30 集合

科目:英語60分100点

合格発表:試験翌日9:00頃

出願資格:令和6年3月小学校卒業見込みの者

倍率:2023年度英語1教科入試の倍率は3.71倍でした。

英語1教科入試(2月)の英語

英検2〜準1級レベルの問題です。あと少しで合格、という点数だった場合には英検の所有級等も考慮されるようなので、英語資格を保有している場合は出願時に資料を提出しておいた方が良いです。学校HPで過去問が見れます。

東京都市大学等々力の魅力

英語取り出し授業

英語上級者は入学後、英語取り出し授業(αクラス)を受けることが出来ます(入学後に選抜あり)。英検準1級〜1級レベルの授業と英検2級レベルの授業があり、ネイティブ教員によるディスカッションやプレゼンテーション中心の授業が4時間、日本人教員による指導が2時間という内容です。

イングリッシュサロン

平日の16:00〜17:00の間、イングリッシュサロンにネイティブ教員が常駐しています。ネイティブ教員や留学生と会話をしたり試験対策の相談等出来ます。

ハロウィンなどのイベントも行われます。英語の保持・伸長に良さそうです。

どの程度英語に注力するか選べる

都市大等々力はどの程度英語プログラムを利用するか選べます。例えば、海外大学志望の生徒は中1・中2の取り出し授業→中3・高1では英語に特化したGLクラス→高2以降もαクラス継続、その間も留学プログラムやイングリッシュサロンの利用などがっつり英語を伸ばせます。反対に国内理系大学志望の生徒で英語は時々話す機会があれば十分という生徒は中2までの取り出し授業を受けて、あとは習熟度別の英語の授業やイングリッシュサロンの利用をし、他科目に注力することができます。子どもの希望進路は入学時から変わることも多々あるので、個々の希望に応じた英語のプログラムが利用できることは魅力です。

帰国生のフォロー体制

都市大等々力は、帰国生に対するサポート体制が整っています。新入生に対して学期に1回帰国生面談を行い、学習や人間関係で困っていることがないか確認します。また、帰国生が多いことや英語力保持・伸長のための英語取り出しクラスがあることも帰国生にとっては心強いです。

自習のための指導・環境

都市大等々力は生徒一人ひとりの学習計画や自習に対するサポートが手厚いです。生徒は部活や翌週の学習単元や課題などの予定をもとに学習計画を立て、教員がコメントを加え、保護者もそれをチェックするようなシステムがあります(TQノート)。チューターのいる学内自習室は夜20:00まで開いており、学内講習もあります。

留学プログラム

GLクラスの希望者は高1の7月から約1年間オーストラリアへ、または、9月から約10ヵ月間カナダへ留学し、帰国後は高2に復学する制度があります。他にも2週間の短期語学研修プログラムもあります。

その他メモ情報

noblesse obligeとグローバルリーダーの育成

東京都市大学等々力中学校・高等学校の教育の理想像です。

■ 都市大等々力のSNS

都市大等々力はLINEやInstagramの公式アカウントがあります。

◇ ◇ ◇

学校所在地

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次