2024年3月上旬、日能研が大規模会場で行う入試報告会『オン・ザ・ロード』(首都圏)に参加してきました。2月に参加した在籍校舎の入試報告会も良かったのですが、こちらも参加して良かったです。
■オン・ザ・ロードよかったところ
◎中学受験のトレンドとその背景について勉強できる!
◎各教科担当のパネルディスカッションが参考になった!
◎資料をもらえる!
◎受験生からのアドバイスや入試日、合格発表などの映像が見られる!
日能研のマイページからも見られる資料や映像もありますが、会場限定の資料や映像もあり、登壇者のお話は現地でしか聞けません。必須ではないけれども、時間のある方は参加してみると良いと思います。
オン・ザ・ロードとは
オン・ザ・ロードとは2月〜3月に行われる日能研の入試報告会です。大きな会場で行われ、日能研生の保護者でなくても参加できます(要申し込み)。
▼2024年のオン・ザ・ロードは下記の日程で開催されました。 ※関西エリアのオン・ザ・ロードは期間限定(5/31まで)で動画配信されています。
日時 | 会場 | アクセス |
3/5(火)13-15時 | 船橋市民文化ホール | 「京成船橋」駅より徒歩3分 「船橋」駅より徒歩5分 |
3/6(水)10-12時 | レイボックホール | 「大宮」駅東口より徒歩3分 |
3/7(木)10-12時、18:30-20:30 | 銀座ブロッサム | 「新富町」駅1番出口より徒歩1分 「東銀座」駅5番出口より徒歩8分 |
3/13(水)10-12時 | 文京シビックホール | 「後楽園」駅5番出口より徒歩1分 「春日」駅文京シビックセンター連絡口より徒歩1分 「水道橋」駅東口より徒歩9分 |
3/15(金)13-15時、18:30-20:30 | 神奈川県民ホール | 「日本大通り」駅より徒歩6分 「関内」駅より徒歩15分 |
日時 | 会場 | 備考 |
2/18(日)10:30-12:00 | 広島国際会議場 | 広島エリアの入試問題分析 |
2/25(日)10:30-12:00 | 日能研 岡山校 | 岡山エリアの入試問題分析 |
2/27(火)10:00-11:40 | AP大阪駅前「APホール」 | 新4-6年男子対象、難関進学校 |
2/29(木)10:00-11:40 | AP大阪駅前「APホール」 | 新4-6年女子対象、難関進学校 |
3/5(火)10:00-11:30 | 神戸朝日ホール | 新2-6年男子対象、難関進学校 |
参加したオン・ザ・ロード(首都圏)のレポ(メモ)
3月7日(木)に銀座ブロッサム会場で行われたオン・ザ・ロード(昼)に参加しました。
会場
銀座ブロッサム会場は新富町駅から近く、入口に誘導係の方もいたので迷わずに行くことができました。座席は係の方の誘導で前から詰めて座りました。ほぼ満席だったので狭く、会の途中でトイレなどに行くのは難しいので、少し早めに着くと良さそうです。
オン・ザ・ロードの流れ
①その年の中学入試についての説明(データや分析など)、②各教科担当4人によるパネルディスカッション、③映像上映、という流れでした。
①その年の中学入試についての説明(データや分析など)は受験者数の推移や新設校、出願の多かった学校ランキングなどの2024年度の首都圏の中学入試トレンドとその背景や来年度以降の予測など、登壇者の見解を交えた説明をお話ししてくださいました。
②その年の特定の入試問題に例に出したり、過去の入試問題と比べたりしながら最新の入試問題の傾向やポイントについて話を聞くことができました。教科ごとの傾向、どの教科にも通じる傾向、その背景など実際の入試問題を見ながらお話を聞けたので、イメージが掴みやすかったです。
③は受験生からのアドバイスや入試日、合格発表などの映像が会の最後に上映されました。
参加者(保護者)
ご夫婦や乳幼児連れ、父親のみという保護者もいましたが、多くは母親のみの参加のようでした。服装はカジュアル〜きれいめカジュアルが多かったです。スニーカーやリュックの方もいました。服装については気負わず好みの格好で良さそうです。映像に感動して涙腺が緩むので、ハンカチは必須です。
資料
資料はMY NICHINOKEN(日能研マイページ)にアップロードされている「2024年首都圏入試分析ブック」、「中学入試問題データ」、他に国語の入試問題で使用された作品がまとめられた冊子「過去3年間〈2022〜2024年入試〉中学入試に出題された作品と作者(国語素材文)」などがありました。
その他
オン・ザ・ロード終了後に会場(別のフロア)で書籍販売も行われていました。主に国語の入試問題の素材分となった作品を中心に販売されていたようです。
オン・ザ・ロードに参加した感想
中学入試トレンドの勉強になる
地域別の出願の多かった学校ランキングとそれに対する日能研(登壇者)の見解など、資料からわかるデータだけでなくその事象の背景や今後の展望など聞くことができて勉強になりました。
校舎主催の入試報告会との違い
在籍校舎の入試報告会は中学入試トレンドについてはさらっと説明、各クラスのリアルな受験内容(受験校、合否、進学先、持ち偏差値など)の方をガッツリと説明という印象でした。今回参加したオン・ザ・ロードは1都3県全体の受験状況(出願数など)や最近の入試問題の傾向など一般的な事柄がメインで校舎主催のものと内容があまり被っていなかったところが良かったです。
資料がもらえる&説明が聞ける
オン・ザ・ロードに参加すると最新の入試動向、データなどの資料がもらえます。メインの資料はMY NICHINOKEN(日能研のマイページ)にアップロードされていますが、一部MY NICHINOKENにはない資料も配布されます。また、データについての説明も聞けるのでオン・ザ・ロードに参加した方が資料や入試トレンドに対してより理解できます。
会場での映像が参考になる(&感動する)
こちらもMY NICHINOKEN(日能研のマイページ)から見ることができます。
入試当日や合格発表の映像は服装や雰囲気など参考になりました。また、受験まで頑張ろうというモチベーションにもなります。感動する内容(編集)なので、ハンカチやティッシュは必須です。
パネルディスカッションが参考になった
各教科担当によるパネルディスカッションがありました。入試問題について特定の問題を紹介したり、各教科のトレンド、どの教科についても同様に見られる傾向(問題の長文化など)や対策、その背景などを楽しく聞くことができました。
問題の長文化、図や表を読む問題、会話形式の問題など、最近増えてきた問題形式について、それが増えている理由、対策、解き方、解くために必要な力など、実際の入試問題を見たり担当教科の異なる複数の話者の見解を聞くことで理解しやすかったです。
無理に行かなくても大丈夫
オン・ザ・ロード(首都圏)に参加してよかったのですが、無理に参加しなくてもいいかなと思いました。MY NICHINOKENに資料はアップロードされているので、興味があるけど参加できなかったときはそれを見ましょう。疑問点などあるときは校舎の先生に質問すれば良いと思います。
ただ、一気にその年の入試状況の概要を知ることができるので、参加する場合の時間対効果も悪くない印象です。
まとめ
■オン・ザ・ロードよかったところ
◎中学受験のトレンドとその背景について勉強できる!
◎各教科担当のパネルディスカッションが参考になった!
◎資料をもらえる!
◎受験生からのアドバイスや入試日、合格発表などの映像が見られる!
■その他感想
– 校舎主催の入試報告会より一般的な内容
– 無理していかなくても問題ない(時間があれば参加でOK)
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